組織紹介

組織

メンバー紹介

研究チームリーダー

阿 多 誠 介 (あた せいすけ)

<プロフィール>

東京工業大学にて有機高分子物質学を専攻修了したのち、産業技術総合研究所にてカーボンナノチューブ(CNT)の研究に参加しました。スーパーグロース法のカーボンナノチューブを既存の材料と複合化することで、鉄と同等の熱伝導率を持つCNT-ゴム複合材料、低添加で高電気伝導となるCNT―ポリマー複合材料、350℃の高耐熱性を有するCNT-フッ素ゴム複合材料、450℃の高耐熱性を有するCNT-PEEK複合材料等、これまで存在しなかった新しい材料を創製してきました。
この間、2011年には「機械耐久性に優れた導電性ゴム」日本経済新聞 2011年度 実用・新規・話題部門 9位となるほか、2017年には「高耐熱・高強度のCNTとPEEK複合エンジニアリングプラスチックの開発」産総研研究ハイライトに選ばれました。

<抱負>

複合材料拠点は、企業と産総研の研究者が協力しながら、カーボンナノチューブ(CNT)を使った複合材料の開発を推進しています。CNTは比較的新しい材料であり、その実用化のためにはまだまだ明らかにしなければならないことが沢山あります。私は複合材料拠点に産総研の研究者として参加し、企業の研究者とはまた違った角度から、CNTの実用化のために様々な技術課題の解決に日々取り組んでいます。
複合材料拠点の縁の下の力持ち、そんな存在でありたいと思います。


 

開発チームリーダー

小 松 正 明 (こまつ まさあき)

<プロフィール>

日本ゼオン㈱に入社し、日本ゼオンの主軸製品である合成ゴムの開発に3年間従事しました。その後、日本ゼオン㈱の現在の成長製品であるシクロオレフィン樹脂(ZEONEX,ZEONOR)の開発と、開発した樹脂の医療機器や光学機器への用途開発を10年以上担当致しました。その間に有機無機ハイブリッド材料の開発も手掛けました。その関係もあり、4年前からカーボンナノチューブとゴムや樹脂の複合材料(有機無機ハイブリッド)の開発をしております。

<抱負>

魅力的品質に着目するだけでなく当たり前品質やコスト、安全性、プロセス適合性など多面的な視点で開発を行うことで実用化(採用・普及)を目指していきます。企業活動での経験と産総研の技術力を活かして、顕在化されたニーズに応えるだけでなく、潜在的ニーズの発掘を行うことで、顧客や市場に新しい価値提案を行っていきたいと思います。


 

プロセスチームリーダー

林  正 彦 (はやし まさひこ)

<プロフィール>

サンアロー株式会社に入社し、当時の携帯電話のキーシート(ボタンから接続されるシート状の回路)の製造・開発に従事しました。サンアロー㈱は携帯電話のボタンとキーシートの世界的なトップメーカーでヨーロッパ、中南米、アジア、日本に生産拠点を持つトップメーカーでした。現在は携帯電話の他の部品や医療機器等多角的な製品開発に、これまでに培ってきたシリコンゴムの精密成形加工技術をプラットホームにして取り組んでおり、私も一端を担ってきました。その中で特にシリコーン材料とプラスチック・金属との複合製品を開発しました。
今年からCNT-ゴムの複合材料の製造プロセスの開発を担当しております。

<抱負>

フッ素ゴム・シリコーンゴムを始め、各種樹脂材料と、CNTとの複合製品の開発。携帯キーシートの開発では、開発スピード、新素材・新機能(構造)の提案を行いました。 CNT複合製品についても、同様な提案型の開発を行っていきます。 また、3者が融合することで、より新規性の高い製品の開発が可能です。
今までにない製品、感動できる製品、手に取れる製品を世の中に送り出して行きたいと思います。


 

技術営業チームリーダー

古 賀 周 治 (こが しゅうじ)

<プロフィール>

サンアロー㈱に入社し、国内外の携帯電話メーカーへの技術営業を担当してきました。その為、国内の携帯電話メーカーから海外のヨーロッパから中南米、アジアに広がるメーカーに製品設計のすり合わせ、技術相談の窓口担当を致してまいりました。特に、ヨーロッパには5年間駐在し現地と日本との繋ぎ役を果たしてまいりました。その後、会社の新規事業の探索の中心となり、新しい技術や新しい需要を探索してまいりました。その中で、カーボンナノチューブの複合材料を一つのテーマと取り上げ、窓口となって開発営業を進めてまいりました。今、CNT複合材料研究拠点となり継続して営業のリーダーを努めます。

<抱負>

企業側の視点に立ちながら、産総研の技術力を活かし、CNT複合材料の実用化/製品化へ向けて、営業活動を行っていきます。また、携帯電話キーシート立ち上げ時の経験を活かし、お客様の課題を解決できるような、製品提案/開発ができるよう、研究/開発/製造チームと連携し、【速く、激しく、正確に】を心がけながら、対応していきます。
CNT複合材料に関して、ご興味、ご質問あれば、気兼ねなくご連絡願います。


 

ナノチューブ実用化研究センター 技術営業リーダー

友 納 茂 樹 (とものう しげき)

<プロフィール>

三菱化学㈱に入社後炭素系製品特にピッチ系炭素繊維“ダイアリード”を研究開発、パイロット、本格立ち上げ、用途開発、技術営業、事業運営と18年間担当しました。その関係で、ナノカーボン材料であるフラーレンの世界初の製造販売会社、フロンティアカーボン社を設立して初代社長を5年間担当致しました。その後、帝人にて熱伝導性炭素繊維”ラヒーマ“の事業管理及び先端技術開発センター所長を5年間担当しました。2012年から産業技術総合研究所にてスーパーグロース法カーボンナノチューブの普及に従事しました。この間NEDOプロジェクトに参画し、プロジェクト成果の技術普及に成果があったとの評価で内閣府から昨年産官学連携功労者表彰を受けました。現在は産総研の招請研究員でもあり、CNT複合材料の営業責任者も努めてます。

<抱負>

今までの炭素新素材の研究開発・事業経験を基に、産総研のナノカーボン開発技術を活かして、ナノチューブの実用化を行っている企業を支援して、日本初のナノチューブ産業の創出に貢献したいと思います。